2013年のテーマ

総子化とは?

親の高齢化とその長期に渡る健在で、子供は大人になっても「子供」の側面を持ち続ける時代となりました。日本は今、全人口に占める比率でも、人生における時間でも、「子供」が多くを占めています。この社会構造に焦点をあて、これからの生活者の姿を探っていきます。

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生活総研
尾崎えり子さんインタビュー

「子供になる」のススメ

走り方や鉄棒、球技など、多様な運動を親子一緒に学べる通信教育「スポーツレシピ」。この教材を開発したのが、キッズスポーツクリエーション社長の尾崎えり子さんです。経営者だけでなく、NPO法人の理事や、男性顔負けの野球プレイヤーとして。はたまた、妻、母、子として。多様な顔を持つ尾崎さんとの対話から、総子化時代に生きるヒントを探ります。

話す人:尾崎えり子さん

キッズスポーツクリエーション株式会社 代表取締役。
1983年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、リンクアンドモチベーションに入社。組織人事、IR分野で4年間勤務。
結婚を機に、キッズを対象にしたスポーツスクール(通学・通信)を展開するキッズスポーツクリエーションを設立。育休から復職後、代表取締役に就任。一児の母で、現在、第二子を妊娠中。

聞く人:生活総研・吉川

子供の頃からスポーツは苦手でした。

聞く人:生活総研・小原

ここ数年、母と洋服の貸し借りしています。

聞く人:生活総研・酒井

「子供になる」と「子供っぽい」は、似てますがちょっと違うみたいです。

第1回
キャッチボールで素直になれる。

父と遊びたくてグローブを持った6歳の時

今回、尾崎さんが「ゆかりの地」として指定したのが、大宮けんぽグラウンド。荒川の河川敷に、野球場52面、テニスコート100面を擁するスポーツのメッカです。実は尾崎さん、学生時代に男子のクラブチームに所属し、女子野球の全日本セレクションを受けていたという筋金入りの野球人。大宮けんぽグラウンドは、いま所属しているチームの主戦場であり、今のご主人との出会いの場でもあるそうです。さて、クラブハウスの前の土手を上ると……、おお~、見渡す限り、野球場だらけですねぇ。

 

小原お気持ち的には、この土手を超えていくと、ワクワクしてくるんですか?

尾崎気が引き締まる感じですかね。

小原そういう感じなんだ。

尾崎土の匂いや風を感じながら、「よし、今日も1日締めていくぞ!」と。こういうボールが来たら、どんな感じで取ろう、とイメージングしたりします。

尾崎さんと生活総研の面々は、予約していたグラウンドへ。フェンスがなく、遠くの方まで芝生が広がっています。開放感がありますね。

 

酒井尾崎さんは、何歳の時に野球を始められたんでしたっけ?

尾崎小学1年生、6歳の時です。父が、日本に数個しかないすごく良いグラブを買ってきて、当時、小学3年生だった兄に「一緒にキャッチボールをしよう」と言ったんですけどね。兄はサッカーに興味を持ってしまって、そのグローブが家にポンと放置してあった。それを見て、「これでキャッチボールができれば、休日のお父さんを独り占めできる」と思って、父とボールの投げ合いを始めました。野球が好きというより、父と遊びたいという気持ちが先でしたね。

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